アンドレの素顔

インディアン ウエールズ大会の記者会見の席で、結婚予定の記者が、アンドレに、結婚の準備についてのアドバイスを求めた｡ 「どんな準備をするかって？ それは、精神面のことを言っているの？」と、聞き返したアンドレ。その記者がそうだと言うと、アンドレは、「本当に結婚したいかどうか、よく確かめることだね」と答えた。本当に良いアドバイスだ！！

「子供の頃には、ラケットを枕元において寝ていたことを思うと、随分、出世したものだ」、「テニスを止める時がきたら、ブルックの望みどうりの生活になるだろう。そして、ベーコンを持って家に帰る必要がなくなった時に、彼女の出番がやってくる」、「僕の人生の目標は、父親として世代を継ぐことだし、子供たちと一緒に、時間を過ごしたいと思う」。

　メキシコのカンカン オール スター カフェの開店祝いの時、アンドレは、ブルックとの関係について、「２人は、恋愛と結婚の中間にいる」と発言。ああ、なんてことだ。アンドレたら、一度に、両方の立場にいるとは。

　リプトン大会の時にも、ホットな話題を提供。彼は、記者達に、「リプトンは、とても厳しいよ。１２５-３０°になるのじゃあないかと思ったし、シューズも融けてしまいそうだった」と語った。もちろん、彼自身も、あぶないところだった。アンドレは、チェンジコートの度に、凍らせたタオルを頭に乗っけて冷やしていた。「暑さに対しては、お手上げだ。体が限界を超えないように祈るだけだ。そして、チェンジコートの時に、頭に、このタオルを乗っけることぐらいしか思い浮かばない」と語ったアンドレ。

「昨年末に、ちょと長く休んで以来、僕にとって最も難しいことの一つは、いつもの状態に戻ることだ。そのことに集中しているし、もっと早く本来の所に戻りたいと思っている」（リプトン大会の時の発言）。

モンテカルロでのコスタとの試合の後、アンドレは、「動きが全てで、対戦相手と同じぐらい動かないと、確率の悪い、いちかばちかのショットを打つはめになる。早いラウンドだが、苦しい試合だった。僕のプレースタイルには合っていない。この大会は、初めて出場するには危険だ。クレー巧者の選手と対戦するのは、しんどい」と発言。

「僕は､本当にシャイな人間だ。皆が本当に注目してくれているとは、にわかには、信じられない」。

「何か迷いがあるとすれば、それは、僕がコートに出る時に、皆が何に注目し、彼らの目にどう映るかを知ろうと努めることだ」。