正確なスイングを覚えて2種類のロブを習得する

ロブに対する皆さんの取り組み方を聞いてみると、ほとんどが練習しないと答えます。しかし、このショットほど、試合で度々使われ、かつ有効なショットはないのです。今回はロブに悩んでいる方を取り上げましたので、読者の皆さんにも是非読んで欲しいと思います。

クリニックしてもらいたい点
コントロールが良くないので診て欲しい

東京都在住 近藤 理雅  右利きプレーヤー 女性

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ストローク

なぜロブのコントロールが思うようにならないのか?

 ソフトテニスから転向し、週に4〜5回プレーしている近藤さんから「ロブを見て欲しい」という相談を受けました。
 ロブのコントロールが思うようにまかせないというわけです。
 さっそくビデオを見てみましょう。
 近藤さんの代表的なフォームが下の写真1〜8です。ご覧のように長身の近藤さんですが、ソフトテニスから転向された人によく見られるセミウエスタングリップの厚い握りで打っていることがわかります。
 写真4の時点でラケットはクローズドでコートを向いており、そこからボールを捕らえる(写真5)と、スイングは急激に止まり(写真6〜7)、手は胸の位置でラケット面は真正面の上方を向いてフィニッシュ(写真7〜8)しています。


   
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