相手にボールを読まれない偽装を身につけよう

ポイントを失うというと、イージーミスを考えがちですが、必ずしもそうとは言えない状況があるのです。しっかり打てているのに、相手に決められてしまう・・・なぜこんなことになってしまうのでしょうか。それは、偽装ができていないからなのです。

クリニックしてもらいたい点
試合で走らされてのフォアのショットに問題があるので診て欲しい

東京都多摩市在住 金野 正裕 右利きプレーヤー 男性

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ストローク

 

ロブ

 

なぜショットはちゃんと打っているのに相手に決められてしまう?

 18歳でテニスを始め、現在も週に2回はプレーし、一般の大会にも多く出場している金野さんからフォアハンドストロークに関する相談を受けました。試合に出ている金野さんだけあって、各ショットはまとまっているものの、走らされて打つフォアハンドでポイントを失うことが多いというのが悩みというわけです。ポイントを失うというと、イージーミスを考えがちですが、金野さんのビデオを見ると、必ずしもそうとは言えないようです。ショットとしてはちゃんと打てているのに、相手に決められてしまうことが多いのです。金野さんの悩みは、試合にどんどん出ているような少しレベルの上の人のものですが、試合で勝つためにはきわめて大切なポイントであり、一般性の高い問題なので、今回、取り上げることにしました。


   
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