上からボールを押し込む 
 ショットだと自覚しよう

 これまでボレーをトップスピン系で打っていたが、本来のアンダースピン系に変えたいと真剣に考えている方、ぜひ今回のクリニックをお読み下さい。ユニークな矯正法で身体にしみついたクセをキレイに取ってみせます。覚えて欲しいことは上のタイトルの言葉です。

クリニックしてもらいたい点
ボレーをストロークのように打ってしまう。

東京都多摩市在住 高橋 康夫 さん

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誰が見てもフォアハンドストロークとそっくりの構えである

 市民大会で準優勝という好成績を残している高橋さん。第1回でストロークを取り上げましたが、今回、再びボレーをクリニックして欲しいという依頼を受けました。
 さっそく、ビデオを見てみましょう。上の8枚の写真は、高橋さんの典型的なフォアハンドボレーです。構えた写真1の姿勢から、来るボールに合わせて右手でラケットを後方に引き、写真3の状態からフォワードスイングをして、ボールを打ち(写真4と5)、ラケットを立てて写真7でフィニッシュしています。私が教えている子供たちに、写真3と7だけを見せて、どんなショットをしていると思うかと質問したところ、みなフォアハンドストロークと答えました。無理もありません。高橋さんの写真3は誰が見てもフォアハンドストロークとそっくりの構えだからです。



   
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