第2章

トーナメントの申し込み方

1.トーナメントの資料を手に入れる方法

公式トーナメントや公認ジュニアトーナメントについては,関東テニス協会や各都県テニス協会から年間スケジュールが発表されます。名都県のテニス協会に問い合せてもスケジュールを教えてくれます。
各トーナメントに関する申込要項は,申し込み時期になるとテニスクラブ,学校などに送られてきたり,指定されたテニスショップなどで入手することができます。テニス雑誌に広告が出たりすることもあるので気をつけておきましょう。主催者である協会,クラブ,学校,市町村の担当者に直接請求して得ることもできます。
早めに主催者に問い合せて入手方法を確かめましょう。

2.トーナメントの選び方

試合にはじめて出場しようとする人は,サーブやラリーをすることができ,スコアのつけ方を知っておかなくてはなりません。
最初は,クラブ内や学校内の大会に出て,試合のやり方を身につけた上で対外試合に申し込みましょう。最初から大きいトーナメントに出ても簡単に負けてしまい,非常にがっかりするばかりでなく,テニスに興味がなくなっては困りものです。
また,レベルの高いトーナメントでは参加人数に制限があることがほとんどで,通常,出場者は選考基準によって過去の実績で選ばれます。そのようなトーナメントには実績を積んでから申し込みをするようになります。
試合ができるようになったら,クラブ,学校,市町村の主催する外部の大きいトーナメントに出場できます。これで良い成績が残せるようになれば,各都県のテニス協会や関東テニス協会などの公式トーナメントや公認ジュニアトーナメントに出ることができるでしょう。その成績しだいでは,全国大会への出場や関東ジュニアリーグへの参加も夢ではありません。
このようにトーナメントへの出場は,ステップをふんで訓練していくことが大切なことです。

3.エントリー申込書の記入方法

大会要項の注意書きをよく読んで,正しく記入しなければなりません。名前,住所,所属,性別,生年月日(これはあなたの出場年齢区分を決める上で大切)を正確に記入します。
公認ジュニアトーナメントに申し込む場合には,関東テニス協会に登録した個人番号を正しく記入する必要もあります。
以前のトーナメントでの成績の欄については,大会名,
何回戦まで進出したか,だれに負けたかなど不正のないように正しく記入しましょう。このデータは,あなたが出場しようとするトーナメントにおいて主催者がドローを作成する場合にあなたの正当な位置を決めるのに必要なものです。
親やコーチに申込書を書くのを頼むのではなく,自分自身でやりましょう。
この申込書と,必要ならお金を同封して郵送するか,直接持参して申し込みます。

4.どの区分にエントリーするか

ジュニアの大会は普通,12歳以下,14歳以下,16歳以下,18歳以下と分かれています。
日本テニス協会のルールでは,1月1日より前に年齢区分の最大の年齢に達していないプレイヤーは,年間を通してその区分に出場する資格があります。たとえば,1月1日に12歳になるか,または1月1日以降に12歳になるプレイヤーは,その1月から12月の1年間,12歳以下の試合に出場することができます。そして,その年に12歳になるプレイヤーは,次の年の1月1日からは12歳以下には出場資格がないことになります。
通常は,自分自身の年齢区分にエントリーします。しかし,あなたが,普通の人より上手で,より強い上の年齢区分の人と試合をしたい場合には,上の年齢区分にエントリーしてもかまいません。ただし,大会ごとに年齢区分を変えて出ると,ランキングや選手選考のときに不利になったり,春の都県ジュニア選手権などのように,各都県大会が関東大会の予選をかねている場合には,本戦に出られなくなることもあるので気をつけましょう。

5.ダブルスの申し込み

シングルスと同時にダブルスのトーナメントが開催される場合も少なくありません。
ダブルス は,さらに1つの試合を提供してくれ,経験を積むのに役立ちます。また,ダブルスはチームの試合であるため,あなたのパートナーの力に対する思いやりや感謝の気持について学ぶことができます。
エントリーに際しては,申込要項に合うパートナーを決めて申し込みましょう。同じ所属で同年齢区分の人とペアを組む場合は問題がありませんが,トーナメントによっては他の所属や他県の人とペアを組む場合について規定があることがあるので,要項をよく読んで,誤りのないように申し込んでください。公認ジュニアトーナメントではシングルスとダブルスを異なる年齢区分に申し込むことはできません。

6.締切日に遅れないように

締切日をみて,期日に間に合うように直接届けるか郵送しましょう。いったん申し込みが締切られたら,エントリーすることはできません。